たまねぎ

美味しいたまねぎの選び方

たまねぎ
和食、洋食、中華と料理のジャンルを超えて広く使われているたまねぎ。
加熱すると独特の甘みがあり、生食だと鼻に抜けるツンとした辛味が特徴的です。
原産地は中央アジアで、日本へは江戸時代に中国を経由し伝えられたと言われています。
現在では加熱調理に適す黄玉ねぎと、生食に適す新玉ねぎに大別されます。
黄玉ねぎの中でも葉が付いた状態の葉玉ねぎ、黄玉ねぎを密集させて小さく育てたペコロスなど様々な種類に分類できます。

選ぶポイント

  • 皮が固い
  • 持ってみて重みがある
  • 芽が出ていないもの
  • たまねぎの栄養成分

    玉ねぎといえば硫化アリルがあげられます。
    包丁で切ることで細胞がつぶれ、中から硫化アリルが出てきて蒸発し、それが目に入って涙が出る原因となります。よく切れる包丁を使うこと、また、玉ねぎをよく冷やしてから切ることで、壊す細胞が少なくて済むので涙が出にくくなります。
    この硫化アリルは血流を良くし血栓の予防効果があると言われています。また、殺菌効果もあり、食中毒を予防する効果があります。

    たまねぎの保存方法

    ネットに入れて風通しのよい涼しい場所で保存します。
    光が当たる場所、湿度の多い場所は発芽を促し、痛みの原因となるので避けましょう。
    低温・低湿度の環境で上手に保存すれば2ヶ月程度日持ちします。
    新たまねぎは長期保存には適しません。ポリ袋にいれ冷蔵庫で保存します。3日程度を目安に使い切りましょう。
    たくさん買って余ってしまう時は、加熱後冷凍がおすすめ。
    スライスしサラダ油で炒め、圧力鍋でトロトロになるまで煮ます。冷めたら製氷皿にいれ冷凍します。固まったらジッパー付き保存袋へ入れ保存します。味噌汁に2~3キューブ入れるとコクのある味に。カレーやシチューに使うと短時間で手の込んだ味になります。小分け冷凍なので離乳食にも使えて便利です。
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