春豆苗

本来の豆苗はエンドウを発芽させ、ある程度大きくなった芽をさし、中華料理で高級食材として用いられていました。
最近ではエンドウを水耕栽培で発芽させた若葉の部分が日本では多く流通されています。

スーパーでよく見かける豆苗は水耕栽培のため、通年安定して流通しています。
路地ものなどになると春（３～５月）が旬となります。

根つきのもの

緑色が濃いもの

しっかりと縦に伸びているもの

豆苗は可食部100gあたりわずか31kcalと低カロリーなうえ、脂質も0.5gとほとんど含まれていないヘルシーな食材です。
しかし、むくみ予防に役立つカリウムは210㎎、貧血予防に欠かせない鉄は1.0㎎、免疫力UPに欠かせないビタミンAはβカロテン当量で4,700μg含まれています。
ビタミンCは74㎎、葉酸は150μg、食物繊維は3.1gも含まれています。