冬小松菜

小松菜の旬は12月～3月ですが、栽培期間が短く環境への対応能力に優れているため、ハウス栽培などでも栽培が可能で、市場には通年出回っています。
非常に寒さに強く、葉が凍っても枯れることはありません。霜が降りる季節には葉に厚みが増して柔らかくなり、甘みがグンと増します。

葉のふちまで張りがある

葉が濃い緑色

茎が太くしっかりしている

体内の余分な塩分（ナトリウム）を体外に排出し、血圧を安定させる働きのあるカリウムやβカロテン、葉酸を含みます。また他の野菜と比べてカルシウムが豊富に含まれており、注目なのがその吸収率。ほうれん草のようにアク（シュウ酸）が少ないので吸収を阻害されにくく、効率よく体内へカルシウムを取り込むことができます。カルシウムはビタミンＤと一緒に摂ると吸収が高まるといわれています。煮干だしたっぷりのお味噌汁でいただくのがおすすめです。