兄の美味しそうな食べる姿で、きのこ嫌いを克服
ニックネーム:milu さん
苦手な野菜:きのこ
年齢:10才
私は小さいころから偏食で、嫌いな食べ物が山ほどありました。
その中のひとつが「きのこ」でした。
しいたけ、しめじ、えのき、マッシュルームなど、どのきのこもだめでした。
苦手合った理由は、おそらく、あの見た目です。
少しグロテスクで、色も地味でぬるぬるしてじめっとしたあの感じが苦手でした。
私が小学4年生くらいだったころ、松茸をもらってきたことがありました。
もちろん、私はきのこは大嫌いだったので「絶対いらない」と言ったのですが、3歳年上の兄が、「こんな美味しいもの他にはないよ。だまされたと思って食べてみ!」
と、私に松茸を食べるよう勧めてきたのです。
いぶかしげに見る私の横で、兄は美味しそうに松茸をほおばっています。
松茸ごはんだったか、松茸のお吸い物だったか、料理は忘れてしまったのですが、私も兄にならい、おそろおそる食べてみたら、自分が思っていたほど不味くはないし、むしろ美味しいと思える味でした。ほとんど食べず嫌いだったのだと思います。
その日を境に、「きのこは食べられる!」と自信を付けた私は、次にえのきにもチャレンジしてみました。えのきは旨みも強すぎないので、すぐにクリアしました。
同様に、しめじ、マッシュルームも食べられるようになり、最後に残ったのは「しいたけ」でした。
しいたけは、きのこ独特の旨みが強く、慣れるまで時間がかかったのですが、バターでいためたり、醤油で濃い目に味付けしたりと工夫することで、気づけば食べられるようになっていました。
教訓:苦手だったきのこを、美味しそうに食べる兄につられて克服