こどもの野菜嫌い克服法
子供の野菜嫌いを克服するのにおすすめの方法は、いろいろあると思います。
まずは野菜の素材の味を生かして食べれるかどうか様子をみてみます。ですので、一番野菜がおいしく調理できるように、お母さんも手抜きをせずに、ゆで加減、蒸した方がおいしいのか、そこは少しだけ手をかけて研究するといいと思います。ホウレンソウは、沸騰したお湯の30秒でしゃきしゃきに仕上がり、実際うちの子供は、しゃきしゃきのゆで加減のほうが食べるようになりました。こどもの舌は、まだいろいろなものを食べていない分、大人よりも敏感で優れいているのかもしれません。
なすは、大人にとってはおいしいのですが、こどもには種もあるし、ぶにゅぶにゅしているからか苦手なもののようでした。味付けを変えても、こどもの好きなグラタンにいれても、ミートソースにいれても全くだめでした。そんな子供がなすに興味を示し始めて、食べ始めるようになったきっかけがあります。それは、ホームセンターで苗を買ってきて、プランターで2苗だけなすを育てたことです。毎日お水を二人であげて、最初はお花がさき、だんだん緑色の小さな実が大きく、黒紫になって行く様子を毎日観察しました。そして、夏には無事にたった2つではありましたが、収穫にいたりました。こどもはなすを抱いて踊っていました。そして、そのなすを焼いて、もっともシンプルに調理したのですが、こどもにとっては味はともかくだったと思いますが、自分が育てた愛しいなすを残さず食べていました。それ以来、食卓になすが登場しても食べれるようになりました。
レタスに関しても同様です。ホームセンターで買ってきたリーフレタスの苗を数苗プランターで育て、こどもと一緒に収穫したものを食べるようになって以来、他のレタスに関しても抵抗なく食べれるようになりました。自分たちで作った野菜の味は格別です。急がばまわれとはよく言ったものです。野菜嫌いを克服するには、野菜を育てたり、野菜の素材の味を生かせるよう調理したり、母子ふたりで力をあわせることが大切なんだということがわかりました。