お菓子でカボチャ嫌いを克服

私は小さいころから口の中の水分が奪われて飲み込めなくなる食べ物が苦手でした。
カボチャも苦労した食べ物の一つです。
いつもカボチャのみで煮られた煮物で出てくるのですが、モサモサとした食感も甘い味も苦手でした。
家族はみんな「甘くておしいしい」と言いながらご飯のおかずにして食べているので不思議だと感じていました。

そんな私が初めてカボチャを美味しいと感じたのは、お客さんの手土産のカボチャプリンを食べた時です。
カボチャだとは気付かずに食べたのですが、甘くておいしかった記憶があります。

それからというもの、母はカボチャのプリンを買ってくるようになりました。
私はカボチャのプリンならおいしくてとても好きでした。
他にもカボチャのマフィンなどカボチャを使ったお菓子を買って来てくれましたが、どれも甘くておいしかったです。

カボチャの甘みがおかずとしては苦手だったけど、お菓子としては美味しいと感じたようです。
甘い野菜はおやつに向いているので、お菓子として出せば食べられるようになることもあるんだと思いました。
お菓子にすればモサモサとした食感も消えるので、それも食べやすかった理由だと思います。

また、大人になってからの話になりますが、自分で料理をするようになってからはポタージュなど、食感がモサモサしていなくてご飯と一緒に食べないおかずにするなら大丈夫だということが分かりました。