現代人の食生活から考える「野菜摂取の意味」

バランスのとれた食事

現代人の食生活から考える「野菜摂取の意義」

栄養の話になるとよく聞かれる「バランス良く食べましょう!」という言葉。
「良いバランス」とは一体どのようなものなのでしょう。
私たちの体には大きく分けて2種類の栄養素が必要です。

1つ目は、「エネルギーとなる栄養素」です。
これらは言い換えると「カロリーがあるもの」です。
ここに分類される栄養素は「炭水化物」「たんぱく質」「脂質」の3つです。

2つ目は、「代謝に関わる栄養素」です。
これらはエネルギーなどを代謝する際に必要な栄養素で、カロリーを持ちません。
ここに分類される栄養素は、野菜や果物に多く含まれる「ビタミン」や「ミネラル」が代表されます。

上の2つのバランスが取れている状態が、いわゆる「良いバランス」になります。

つまり、エネルギー源をしっかり摂っても、代謝に必要な栄養素が足りなければ、エネルギー源は行き場を失い余分な脂肪として溜め込まれることになります。

逆に、エネルギー源が極度に少ないとスタミナや筋力、体力が落ちる原因となるのです。

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