夏生姜

ひと口に「生姜」といっても、根生姜、新生姜、葉生姜と大きく分けて3種類あります。
新生姜は夏、その後秋に根生姜が旬を迎えます。
葉生姜は新生姜と同じ時期に旬を迎え、初秋まで楽しめます。
甘酢漬けにしたり、炒め物、薬味にしたりと生姜は種類によって様々な調理法で楽しむことができます。

新生姜は全体が艶のある白色で茎の部分が鮮やかな赤色をしているもの

根生姜は大ぶりのもの

葉生姜は葉の部分が緑色で生き生きとしているもの

生姜は100gあたり30kcalとカロリーが低いだけでなく、脂質はほとんど含まないためとてもヘルシーな食材です。
また、生姜の成分で注目されているのは辛み成分であるジンゲロールとショウガオールです。
生の生姜にはジンゲロールという成分が多く、抗菌作用もあることから薬味として使用されます。
しかし、ジンゲロールは空気に触れたり加熱したりすることによってショウガオールという成分に変わります。
ショウガオールは抹消の血管を広げることによって血液のめぐりをスムーズにし、体を温める働きがあるといわれています。