サンドウィッチに挟まれたトマトに気づかずに
ニックネーム:ruru さん
苦手な野菜:トマト
年齢:15歳
私はトマトを噛んだときに出る汁の味が苦手で、食感も好みではありませんでした。ただトマトは嫌いでもミニトマトはギリギリ食べることはできていました。というのも小さいため、汁の味も食感もそこまで感じることなく、食す事が出来たからです。
私が普通のトマトを食べられるようになったのは中三の夏、15歳の頃でした。
成長するに連れ、味覚も変わってきたのか、肉好きだった私は野菜もたしなむようになっていたのです。
そして忘れもしないトマト克服の日、親が朝食にサンドウィッチの中にトマトをスライスして挟んでいたのです。私は当初そのことに気づかずにサンドウィッチをぱくり、口の中にレタスのシャキシャキ感、パンのフワフワ感、そしてトマトの酸味が広がったのです。酸味の存在には気づいたものの、それがトマトであるとは気づかず、そのままペロリと一つのサンドウィッチを平らげました。
そのままもう一つのサンドウィッチに手を伸ばしたとき、親に実はトマトが入っていたとネタバラシをされたのです。
トマトを気づかずに食べていたことにも驚きですが、何よりもおいしいと感じて食べていたことに驚きました。
パンに挟まれたことにより、トマトの食感が緩和されたのだと思います。それ以来私はトマト入りのサンドウィッチであっても平気で食べられるようになりました。
教訓:トマトの存在に気づかなかったことが克服に繋がった。