一番おいしい料理法を探る

ニックネーム:ゆめママ さん
苦手な野菜:ピーマン、ニンジン、なす、ほうれん草
年齢:5歳

私も子供も、遺伝なのか同じ野菜が嫌いなのが面白いです。
昔はとってもスパルタな時代だったので、給食なども残すことは絶対に許されず、とても大変な思いをしました。
大人になって、自分で料理をするようになってからは、だんだんと美味しい食べ方がわかるようになって野菜嫌いもずいぶん克服する事が出来ましたが、子供の頃は、親が「栄養があるので食べなさい」の一点張りだったことを思い出します。
自分の子供にはそういう思いをさせないように、きちんと子供の気持ちに向き合って、子供が野菜を美味しいと思うように料理するように努力しました。
例えば、ニンジンやピーマンやほうれん草は「苦い」、なすは「ぐにゃぐにゃしている」と言って食べようとしません。
でも子供が喜ぶような調理法があるのです。
例えばニンジンはすりおろして、ケーキに入れます。
リンゴジャムや、マーマレードを挟んだりして、ニンジンの臭みが消えるようにしてあげます。
さらに、玉ねぎやゴボウとかき揚げにすると、サクサクした食感と香ばしさで、美味しく食べる事が出来るのです。
そこにエビなんかを入れると、子供たちはニンジンが嫌いだったことも忘れてよく食べます。
ピーマンは肉詰めにして、肉で釣るのが一番です。
出来るだけ美味しい挽肉の種をつくり、ニンニクなどを入れ風味を出すことと、リッチなケチャップベースのソースを作ることもピーマンを美味しく食べる事には欠かせません。
炒め物に細かく切って入れるより、リッチな夕食で、大好きなお肉を食べたいという気持ちにさせることがピーマンを食べるハードルを下げることになるのです。
ナスは漬物や焼き物にすると子供にとってはナス嫌いのトラウマになりかねるので避けましょう。
ミートソースなどに一緒に入れて、たっぷりチーズで子供を喜ばせてあげることが大切です。
チーズとトマトにナスは相性抜群です。
同様の方法がほうれん草にも言えます。
ほうれん草はクリームソースでグラタンやドリアなどにちょっと散らしてあげるところから始めるととても美味しいです。
ほうれん草とクリームソースの相性は抜群。そこにとろけるチーズの焼き目をつけた香ばしさは、ほうれん草のえぐみを忘れさせてくれます。
このような料理を作ると、子供たちもぜひ食べたいという気持ちになります。
子供の大好きなメニューだからです。
そして案外食べてみると美味しかったりして、野菜嫌いを少しずつ克服していくことができるのです。
このような相性の良い食材とベストな調理方法をすることが野菜嫌いを克服させてあげる事の第一歩だと思います

教訓:相性の良い食材と美味しくさせる調理法を探る

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