他の食材と混ぜてほうれん草嫌いを克服
ニックネーム:ハナ さん
苦手な野菜:ほうれん草
年齢:6歳
私の実家は農家で、季節ごとに旬の野菜がたっぷり使われた料理が食卓に登場していました。
小さい頃は好き嫌いが多かった私は、その中でもひときわほうれん草が苦手でした。
いつもほうれん草の料理と言えば、ほうれん草が何かに交じっているということはなく、必ずほうれん草のみのお浸しかほうれん草のみを塩コショウで炒めた物でした。
私はその緑一色の料理を見るだけで嫌な気持ちになるくらい嫌いでした。
そんなある日、母がたまたま勝ってきたお惣菜の卵料理にほうれん草らしきものが混じっていました。
でも他の野菜も混じっていて、なぜか食べられそうな気がして食べてみると普通に食べることができました。
それを見た母が、それからというもの卵焼きに混ぜたりチャーハンに混ぜたりするようになり、料理の中にほうれん草が混じっている状態なら食べられるようになりました。
ほうれん草のおひたしのように、嫌いな食材のみで出来た料理は相変わらず苦手でしたが、なんとか全く食べられない状態は抜け出すことができました。
嫌いな野菜のみで出来た料理は食べられなくても、好きな食材と混ぜることで食べられるようになることもあるんだと思いました。
小学校入学前に克服できたので、給食ではあまり苦労せずに済みました。
大人になった今もほうれん草は大好きというほどではないのですが、お浸しにはしらすを混ぜたり、炒め物にはベーコンや卵を混ぜるなどの工夫をしつつほうれん草も美味しく頂いています。
教訓:嫌いなものを好きな食材と混ぜると食べられることもある。