大っ嫌いだったピーマン

私はピーマンが大っ嫌いでした。ピーマンが嫌いな理由は苦いからです。私が食べないので母はどうやって食べさせようか苦労していたようです。
ピーマンなんて食べなくても他の物で栄養が摂れるし、食べられなくてもいいと思っていたけど、ピーマンにしかない栄養があるのかもしれません。今は食べられるようになりました。
私が小さかったころ、お昼にチャーハンを食べることがよくありました。チャーハンには、人参、たまねぎなどを入れます。ときどきピーマンも入っていました。とり除けないくらい細かーくしてあります。ピーマンをよけたいところだけど、細かすぎてよけられません。仕方なく食べてみたのですが、まったくピーマンの苦さがしませんでした。細かく切ったピーマンを入れたチャーハンなら食べられます。
ピーマンの肉詰めもよく作っていました。ピーマンの肉詰めはピーマンが大きいので嫌いです。ケチャップを大量にかけてもピーマンを食べられませんでした。中の肉だけ食べます。
細かくしなくてもピーマンを食べられるようになったのは、１５歳くらいのときです。母が根気よく料理にピーマンを混ぜた結果だと思います。大人になってからは生でも食べられるようになりました。子供のときとは違っておいしく感じます。