言葉よりも心に響くもの

小学１年生の息子の話です。
男の子というのもあり、お肉や魚は小さい頃から本当によく食べていました。しかし野菜はこんなにも綺麗に残すのかと言うほどほとんど食べなかったのです。
私も色々工夫したんですが、息子にはどれも効果は無し…。試したのは、野菜を小さくして自然に食べてしまうようにする、野菜が食べれたらデザートが出る、野菜を一緒に育てる、一緒に野菜料理を作ってみる…等々。どれもこれもうまくいきませんでした。
ある日野菜のおかずがあんまり沢山余っていたので、元々わりと大食いの夫のお皿にこんもりと盛ったんです。お皿から溢れんばかりにです。夫はそのおかずをもりもりと、それはすごい勢いであっという間に完食しました。そして「ん〜うまい」と一言。
それを見ていた息子、その食べっぷりがかっこよく見えたのだと思います…食べたんです！そしてまねして「ん〜うまい」とまで。今まで息子本人に食べさせようと意識してばかりいたので、これは盲点でした。
この日から夫のおかず（野菜）は超大盛りにして、息子の目の前でもりもり食べてもらうようにしています。まだ食べない野菜もありますが、かなり食べる野菜が増えました。今息子の一番好きな野菜はブロッコリーとにらです。
周りがおいしそうに食べる姿が息子には一番効果がありました。