野菜を収穫する喜びを覚えることで苦手を克服

ニックネーム:えみ さん
苦手な野菜:トマト
年齢:7歳

私の子供は幼い頃トマトが苦手でした。
そもそも他の野菜は普段から料理によく使うことがあり、味にも慣れ親しんでいましたが、トマトというのは料理に使うというより生のまま食べることの方が多いので、母である私自身が普段から頻繁に使う食材ではありませんでした。そのため子供がトマトを食べる機会が多くなく、その結果苦手になってしまったのです。
ですが小学校になると給食などで食べる機会も多くなってきます。そこで何とか苦手を克服させてあげたいと思い、自宅の庭でプチトマトを子供と一緒に育てることにしました。
まず苗を買ってきてそれを子供と一緒に庭に植えて、子供に世話を任せることにしたのです。
毎日水をやり、土に肥料を与えたりといったことをしているうちに子供も育てる喜びを覚え、またプチトマトが実った時にはありがたみを知ってくれるんじゃないかなと思ったのです。
それが大成功で実った時には子供自ら収穫して、その新鮮なものをそのまま食べてくれました。
最初は微妙な表情をしていましたが、それでもやはり自分で育てたものというのは格別な思いがあったのか、プチトマトが実るたびに夕食に出し、その度に主人には「これは子供が育てたんだよ」と伝え、夫婦揃っておいしいと食べているうちに子供も食べてくれるようになりました。
その後は普通のトマトも自然に食べるようになり、やはり好き嫌いはその野菜を育てることでなくなることもあると実感しました。

教訓:トマト嫌い克服のため、トマトを育てることにしました。

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