今では大好き!ピーマン
私は小学生の頃、野菜嫌いで特にピーマンが嫌いでした。
鼻をつまんでも食べれないくらいで、お皿に盛ってあるといつもよけてそれ以外を食べていました。
そんな私のピーマン嫌いを克服するために母がしてくれたことがあります。
そのおかげで私はピーマンを食べれるようになりました。
何をしてくれたかというと
それは<嫌いな野菜を使って一緒に料理をつくる>です。
まず私は、ハンバーグが大好きです。
母の作るハンバーグをいつも楽しみにしていました。
ある日、母は「今日は一緒にご飯を作ろうね。」と言いました。
私は包丁もまな板も使うのは初めてでした。
母のお手伝いができる、とわくわくしたのは今でも覚えています。
何が出来るかを先に言わずに完成したのはピーマンの肉詰めでした。
作る工程は、ハンバーグと似ており私はてっきりハンバーグだと思っていました。
ピーマンの姿を見た私は内心、ピーマン?と思いましたがそれより母と作るのが楽しくてあまり気にしませんでした。
母の言う通りに種をとったりしていました。
途中、良い匂いがしてきて早く食べたいと思っていました。
完成しても母はまだピーマンの肉詰めだと言いません。
「美味しそうだね〜。上手にできたね」と頭を撫でられました。
初めて自分で作ったピーマンの肉詰めは本当に美味しかったです。
美味しい美味しいと言いながら私は何個も食べました。
父も「上手にできたな。世界で一番美味しい」などとべた褒めしてくれました。
最後に、母が「これは、ピーマンの肉詰めという料理だよ。お肉と一緒に食べると美味しいね。また一緒に作ろうね。」と言ってくれました。
私はそれ以来ピーマンの肉詰めが大好きです。
優しい母と父に感謝しています。