何も言わずに待つ！我が家の野菜嫌い克服法。

離乳食までは順調に行っていたのに、離乳食を卒業するくらいから、火の通ったお野菜は、ブロッコリー、とうもろこし、キャベツ、ジャガイモ以外は受け付けてくれなくなりました。生であれば、にんじんも、ピーマンも大丈夫なのに、火が通ると絶対に食べないといって、口を一文字に結んでしまいます。
どうしたものかと思い、摩り下ろしたり、ペースト状にしてお料理に混ぜ込みました。それでも、小さな破片をつまみ、はじきます。いつまでもこの状態で言いわけがありません。何とかしなければと、怒ったこともあったし、一口だけというのもしましたが、何となく、逆効果な感じでした。
それで、一切、お野菜を食べなさいというのを止めました。お料理に混ぜ込む方法と、生であればかろうじてお野菜が体に入っていたからできた方法なのかもしれませんが、混ぜ込み料理の中に、小さな小さな断片を見つけて、食べないと言えば、○○ちゃんのは取り除いたつもりだったのだけどと言って、言われるままに取り除きました。そして、その際、一言、一緒に食べるパパに「大丈夫よ。○○ちゃんは分かっているの。食べないといけないってこと。」などと言いました。これをどれくらい続けたでしょうか。軽く１年は続けたと思います。正確に言えば、一部、野菜については、現在進行中です。しかし、今ではほとんどのお野菜が大丈夫になりました。
子供にも性格があって、一度決めたら最後までというタイプの子には、本人が食べる決意をするまで待つというこの方法、なかなか有効だと思います。自分の意思で食べ始めるので、食べ始めるようになったら、後は結構すんなりと進みます。親が普通に食べているところを見せ、ひたすら待ちます。根気がいりますが、食べない間はまだ頑張るかというような心持ちで待ちましょう。怒らずに待つ方が、親も子も楽です。