細かく好きなものに隠して

息子は幼稚園に入るまではしめじなど兄弟で取り合うほど好きなきのこもありました。けれど、突然、年長くらいから嫌いになってきました。どんな和風や洋風どんな味付けにしても、形が見えれば口の中がきのこの味で充満するらしく、大きいままでも２，３度噛んでは、お茶で流し込むようになりました。
そこで、まずは大好きなトマトソース味でチーズやミンチを入れた春巻きに隠しこみました。もちろん、形状ないくらいにしめじは小さく切り、でもたくさん入れました。そうすると、見えることもまずないので、一口ぱくり。そして、割れてきた中はチーズがとろりで、ばくばく食べました。終わりかけに、よく中身を見てみてっと言って、じっくり見るともちろん小さくても嫌いなものだからすぐに見つけて、とても驚いてました。
でもそれから、少しずつ濃い味付けのものからトライしていきました。まずはカレー味。ミートソース味。そして、大好きなハンバーグとともにデミグラスソースで和えて。少し大きくても好きなものだと噛める回数も増えてきました。何せ流し込みは、親としても嫌だったので、少しずつ地道に大きくしてました。（離乳食を思い出したくらいです。）お陰で今はお味噌汁の中や、煮物などのだしの味がメインのようなものでも、食べてくれるようになりました。