ナスが嫌いを直してくれた両親

ニックネーム:ナス美 さん
苦手な野菜:ナス
年齢:8歳

今ではナスは野菜の中で最高に美味しいと感じる野菜ですが小学生の頃にはそう思う事はできませんでした。ナスを食べるとグニャグニャとした感じと中から出てくる味のしない汁が気持ち悪くて吐いてしまう事がほとんどでした。するとこっぴどく父親に怒られるのですが。
ある時料理に細かく刻んだナスを入れてハンバーグになった時に、何も感じることなく食べる事が出来ました。しかし、母親にナスが入っているのよと種明かしされるとその時点で不愉快で気持ち悪い気分になり吐いてしまいました。黙ってだされればいいのですが必ず正体を教えられるので我慢ならなかったです。
しかし、味について嫌な訳ではなく、ナスは気持ち悪いという先入観で食べれない事に気付いた母はある作戦を考えました。
両親二人が話を合わせ、「ナスはなんて美味しいんだ!」と競って食べ始めたのです。
ナスの炒め物の皿は私が食べる分がなくなるほど減っていました。こうなってくると、食べたくなるもので残りの小さいナスのかけらを食べたら凄く美味しく感じたんです!それ以来ナスを毛嫌いする事もなく大好きな野菜になりました。騙されて食べさせられるよりも食べたくなるように誘導してくれたおかげで好き嫌いがなくなりました。

教訓:食べたくなるように誘導してもらう。

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