ジャガイモさん

ニックネーム:ゆうや さん
苦手な野菜:ジャガイモ
年齢:10歳

私は小さい頃にジャガイモが好きではありませんでした。何故かというと固いからです。そしてパサパサとしているからです。だからジャガイもだけいつも避けていました。

母はそれを知り、「ジャガイモさん、ちゃんと食べないと。ジャガイモさん可哀想でしょ?」と言われましたが、私は頑なに「ジャガイモだけは食べない」と拒否していました。

しかしある時にカレーが出て、そのカレーの中でジャガイモが出てきました。
私はカレーを一口、口に入れると、なんだか、柔らかくてほっこりとして、口の中で溶けていく新しい感触を味わいました。そして母に「とても美味しい何かがあった」と言いました。

そして次にスプーンで救った時に、大きいジャガイモがのっかっていて、それを避けようとしたのですが、母が「さっき食べたのはそのジャガイモさんだよ」と言いました。

その時に僕は感激しました。ジャガイモがこんなに美味しいなんて。いつものようなパサパサ感と堅いのが全然無い。ジューシーで柔らかい。

僕はそのカレーでジャガイモをいつもなら避けるのに、ジャガイモだけを選んでお代わりをするぐらいでした。
そして、その時からジャガイモがじょじょに食べれるようになってきたのです。

食べ物はなんでも初めが肝心なのかもしれません。
初めに美味しいと感じたものはどんどん好きになり、初めに不味いと感じたものはどんどん嫌いになり食わず嫌いになります。

教訓:初めに美味しいものを与えよう

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