野菜摂取の現状を知ろう

野菜摂取の現状を知ろう

栄養バランスを考えて子供に野菜を摂らせたいとお考えのご家庭が多く見られる一方で、日本人の食生活における野菜摂取量が万年不足しているというデータが発表されています。データから見られる食生活の傾向と、その解決策を探ってみました。

データその1

農林水産省が発表したデータによると、1人1年当たりの野菜消費量は年々低下しており、過去45年の間に年間で31.1kgもの減少が見られます。1日あたりで換算すると、この45 年の間に約340gから約255gへの摂取減となり、大幅に野菜消費の摂取基準を下回る結果となりました。
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データその2

小学生が嫌いな食べ物上位を調査したところ、嫌いな食べ物の上位10品目中、なんと7品目が「野菜」に分類される食べ物だったという結果が発表されました。野菜の消費量の減少には、子供達の野菜離れも大きく影響しているようです。
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データその3

ママ達が感じる野菜摂取時の負担とは!?

成長期のお子さんを持つママ達にお聞きしたアンケートでは、子供の野菜摂取時のお悩みとして「好き嫌い」と「品目を増やすこと」という回答が約半数に。成長期の敏感な味覚には、野菜の苦みやえぐみがなかなか美味しいと感じられないことも多いようです。また、品目を増やすこともバランスを考えて選ばなければならないので、ママ達にとって負担の元となっているようです。
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管理栄養士 磯村優貴恵

管理栄養士 磯村優貴恵 プロフィール

ダイエット専門の管理栄養士としてサロンにて食事指導を経験。 その後、およそ3年間、日本料理やイタリアン、カジュアルフレンチなど、様々なジャンルの調理に携わり独立。 現在は栄養指導と調理の経験を活かして子供から大人まで、その人に合った食事指導を行っている。

資格
管理栄養士、フードコーディネーター、薬膳インストラクター

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