好き嫌い対策!野菜の調理法

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一つじゃない!野菜の調理法

野菜の調理法といえば、葉物はサラダ、根菜類は煮物・・・といったようにワンパターンになりがちです。
野菜料理の際に用いる調理法は大きく分けて5つ。
もちろん、野菜の特性によって向き・不向きはありますが、食材ごとにその調理法を組み合わせていくことで、野菜の新しい食べ方が発見できたり、バリエーションがぐっと広がったりすることで様々な野菜を飽きずに楽しく食べることができます。
基本的な調理法と主な野菜を組み合わせて調理例を以下に示します。

表:野菜と調理法

調理法

野菜

焼く 炒める 煮る 揚げる
キャベツ コールスローサラダ キャベツのオーブン焼き 豚肉とキャベツの炒め物 ロールキャベツ メンチカツ
だいこん 大根のスティックサラダ 大根ステーキ 鶏肉と大根の炒め煮 ふろふき大根

ブリ大根

大根の揚げ浸し
じゃが芋 じゃが芋もち スパニッシュオムレツ 肉じゃが フライドポテト
さつま芋 焼き芋 牛肉とさつまいものスタミナ炒め さつま芋のレモン煮 大学いも
にんじん にんじんのリボンサラダ にんじん入りおやき にんじんしりしりー にんじんのグラッセ にんじんの天ぷら
ほうれん草 サラダほうれん草のシーザーサラダ ほうれん草のパンケーキ ベーコンとほうれん草のバター炒め ほうれん草のおひたし 海老とほうれん草のかき揚げ
ブロッコリー ※鮮度の良いものはサラダでもOK! ブロッコリーのチーズ焼き いかとブロッコリーのガーリック炒め ブロッコリーのポタージュ ブロッコリーのフリット
茄子 水茄子のカルパッチョ 焼き茄子 マーボー茄子 茄子の生姜煮 茄子の田楽

茄子の揚げ浸し

トマト トマトサラダ トマトのオーブン焼き トマト入りスクランブルエッグ 鶏肉と根菜のトマト煮込み ミニトマトの串揚げ

工夫次第で食べられる可能性を広げよう!

子供が野菜を嫌う理由はそれぞれですが、味や見た目、食べやすさは工夫次第でクリアできるようになります。

①切り方を工夫しよう

料理をする際に「切り方」はとても重要なポイントとなります。
例えば、ごろごろと食べごたえのあるにんじんは子供にとって食べにくいもの。
しかし、ピーラーでひっかいてリボン状(麺状)にしたり、すりおろして他のものに混ぜたりしてしまえばぐっと食べやすくなります。

  • 大きく切っていたものを小さいサイズにする。
  • 分厚いものを薄くする
  • 太いものを細くする

など、食べやすい大きさに切ることから始めてみましょう。
また、同じ大きさのにんじんでも、形が変わるだけ「食べる意欲」に影響することがあります。
星やハートなどの方で抜くというのもひとつのアイディアです。

②味付けを工夫しよう

野菜そのものの味が苦手という場合は、味つけに工夫をしましょう。
ピーマンのように苦味や青臭さがあるものでも、オイスターソースやケチャップなど甘味や旨味の強いものを使ってしっかりとした味付けにすることで苦味等をマスキングすることが出来、食べやすくなります。
また、お肉やお魚などの「旨味」が強い食材を使うことでより食べやすくなります。

③調理法を工夫しよう

野菜というと、生野菜やサラダを連想してしまいがちです。
しかし子供が苦手なアクの強い野菜は生で食べるには癖が強く一番食べづらい調理法ともいえます。
例えば、玉ねぎは生のままサラダとして食べると辛みがありますが、炒めたり揚げたりすると甘みが増して食べやすくなります。
また、食感が苦手な食材の場合は、ポタージュのように形をなくししまうのもおススメです。
スープなどの加熱調理は野菜の水分が抜けて食物繊維が柔らかくなりカサが減ります。
そのため、野菜をたくさん食べられないというお子さまにもおススメの調理法です。

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