じゃがいも

美味しいじゃがいもの選び方

じゃがいも
南米のアンデスが原産といわれるジャガイモ。1600年前後にオランダによって持ち込まれた際、その時の船の出港地がインドネシアのジャガトラ(現在のジャカルタ)だったことからジャガイモと呼ばれるようになったといわれています。形も悪く小さかったため当初はおもに観賞用でしたが、次第に栽培技術が向上し食物として普及し定着し始めます。
10年ほど前まではホクホクでコロッケに向いている『男爵いも』と煮崩れしにくく、モチモチとした食感の『メークイン』の主に2種類しかありませんでしたが、最近ではインカのめざめやとうや、きたあかりなど様々な種類のジャガイモを店頭で選ぶことができるようになりました。

選ぶポイント

  • 皮が薄めで薄茶色
  • 芽が出ていない
  • 皮に張りがある
  • じゃがいもの栄養成分

    ビタミンC、カリウムが豊富に含まれています。
    一般的にビタミンCは熱に弱いのですが、じゃがいもに含まれるビタミンCはでんぷんに守られているので、加熱しても壊れにくいという特徴があります。
    カリウムは体内にある余分なナトリウム(塩分)を体外に排出し、血圧の上昇を抑える働きがあります。

    じゃがいもの保存方法

    厚手の紙袋や新聞紙に包み、冷暗所で保存します。
    陽に当たると発芽を促し表皮が緑色に変色します。これは有毒物質のソラニンで、体内に入るとめまいや吐き気を引き起こします。もし芽が出たら芽の周りをしっかり取りましょう。薄い緑色程度の表皮なら、厚く皮をむいて使ってもOKです。
    濃い緑色になったものは確実に取り除きましょう。
    加熱したものなら冷凍保存も可能です。厚いうちにつぶしたものをジッパー付き保存袋かラップに包み冷凍庫へ。コロッケやオムレツ等にさっと簡単に使えて便利です。

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