ヨモギ

美味しいヨモギの選び方

ヨモギ
野山や道ばたの日当たりのいい場所にごく普通に自生するキク科の多年草です。
古来より一般的な薬草で、現在でもお茶やお灸として広く利用されています。
青果市場では生の状態のヨモギは流通がほとんどありません。
ネット通販では生、冷凍、乾燥したものと様々購入することができるようです。
ヨモギの旬は1~2月。おすすめは田んぼのあぜ道に自生しているものです。
米作のときに巻いた肥料があぜ道に残り、好い葉が生えていることが多いです。
見つけたら、新芽(上から2~3枚)を摘みましょう。4枚目より下は固いので食用には向きません。固い葉や茎は乾燥させてお風呂に入れればヨモギ湯になります。
よもぎの旬は3~4月です。

選ぶポイント

  • 新芽の上から2~3枚目まで
  • 葉がみずみずしく、濃い黄緑色をしているもの
  • 交通量があまり無い場所に生えているもの
  • ヨモギの栄養成分

    ヨモギにはカロチン・クロロフィル・ビタミン・鉄分・カルシウムなど栄養分が含まれています。漢方では『ガイヨウ(艾葉)』と呼ばれ、万病に効くとされていますが、特に女性系の病に効果があるとされています。韓国では現在でもよもぎ蒸しと女性を中心に広く親しまれています。

    ヨモギの保存方法

    摘んできたらなるべく早く熱湯にさっとくぐらせ、冷水に放ちアクを抜きます。
    水気を絞って刻み、ジッパー付き袋などに入れ冷凍保存します。
    すりつぶしてつきたてのお餅や練った白玉粉などに混ぜ込めばおいしい草もちになります。
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