大嫌いなピーマンだったのです

ニックネーム:ぴかり さん
苦手な野菜:ピーマン
年齢:12歳

私はずっとピーマンが食べれませんでした。いつだって、料理にピーマンが入っていると母に文句ばかり言っていました。まずいし、苦いし大嫌いだったのです。

でも姉は大好きだったのです。姉は毎日のようにピーマンを食べているのです。中でも好きな食べ方は焼きピーマンなのです。あのピーマンを焼くなんて、私には考えられませんでした。見た目も味も大嫌いだったのです。

でも私が小学六年生の時、修学旅行で行った先の旅館で肉詰めピーマンを食べました。正直戸惑ってしまいました。まさかこんなところで、そんなものが出るなんて思いもしなかったのです。

ピーマンが有名なところだったので、出てもおかしくはないと後から思いました。でも私にとって大嫌いなピーマンなのです。

食べたくありませんでした。でも私の目の前には当時大好きだった男の子がいました。彼は美味しそうに肉詰めピーマンを食べていたのです。

その姿を見た時、私も頑張ってみようと思ったのです。彼の目の前で残す事もできません。彼になんて思われるかわからないのです。だから頑張って口に入れてみました。

すると意外と美味しかったです。とても美味しくて二個目も食べたのです。三個とも完食しました。とても美味しかったからです。

それから私は母に言って、肉詰めピーマンをいっぱい作ってもらっていたのです。

教訓:大好きなこの前で恥はかけないので、そのおかげで食べれました。

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