料理は目でも感じるものです

ニックネーム:今はそれなり さん
苦手な野菜:なす
年齢:16歳

私は好き嫌いが多い子供でした。特に野菜には好き嫌いが多く、食べられるものと言えば、一般的に子供に好かれる野菜くらいでした。

なすも嫌いだった野菜の1つです。ブニブニしている感じと、硬そうな皮から食べたいと思えませんでした。

そんな私がなすを食べられるようになったのは、法事の席でした。祖父の法事が行われ、親戚一同が集まりました。その際、少し高めのお弁当を注文することになりました。

私ももう16歳ということで、大人用のお弁当でした。しかし、食べられるものがあまりありません。

いわゆる幕の内のお弁当では、和食のものが多く、苦手にしている食べ物がたくさん出てきたのです。しかし、高校生にもなって食べられないなんて少し恥ずかしいです。

親戚とは言っても同じ年代の人がおらず、手持無沙汰に感じていたこともあり、私は意を決して嫌いななすを食べてみることにしました。すると、不思議なことに普通に食べられてしまいました。

今思えば食わず嫌いだったのだと思います。ただ、見た目の感じで「まずそう…。」と思ってしまいがちなのも事実です。なすは特別味が濃いというものではありません。

なので、できるだけ形を残さずに分かりにくくしてやれば、もっと小さい頃でも案外食べられたのではと思います。

教訓:見た目でおいしそうと感じられるかどうかが大切です。

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